ニュース - 動物 - イカの奇抜な交尾方法が明らかに(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
その結果、発光器を持つことで知られるヒロビレイカのオスが、くちばしや鋭いツメで交尾相手のメスに深さ5センチほどの傷を付け、陰茎のような突起を使っ て、その傷の中に精子束あるいは精包と呼ばれる精子の塊を注入することが判明した。また、ミナミニュウドウイカのオスから放出された精子束は、メスの体に 付着すると、体に穴を開けて体内に潜り込むことも分かった。
ホービング氏は、「精子束はそれ自体に、表皮を突き抜ける働きがあるようだ。おそらくは組織を溶かす酵素のような物質が作用しているのだろう」と話す。
また今回の調査では、性転換するイカ(学名:Ancistrocheirus lesueurii)が初めて確認された。このイカのオスは、体の大きさや外見をメスそっくりに変化させることがあるが、今回の調査ではそれだけでなく、 体内にメスの生殖腺を形成しているオスが見つかった。